この自動機は、ガラスやプラスチック成型物のような板状のワークを横に寝かすことなく、立てたまま搬送する自動機です。立型にすることによって、ワークの表面にキズおよび汚れが付きにくく、オプションとして、外観検査や印字、二次元コードの読み取り、トレーサビリティの構築などを容易に組み合わせることができることもポイントです。さらには、ワークの大小に関係なく、任意の位置にパネルを搭載することができるので、段取り替えをすることなく搬送することができます。また、搬送中はホールドパッドは閉じており、落下を防止していますが、作業者の前でのみ開き、取り出すことができる機構となっています。