Before
従来のワーク組み立て、検査の手順では、ワークをセットし、サーボモータを使用してプレスを行って部品を組み立てます。部品の組み立て後に検査装置を用いて検査を実施していました。組み立て後に検査を実施するので、組み立て後の傾きに図面との誤差があったり、公差以内に入っていない場合には再度、組み立てを行う必要がありました。
コストダウン事例
After
ワークの保持を機械化し圧力を監視しながら、サーボモータにてワークを圧入、組み立てを行う自動化プロセスを導入しました。さらに、ワークの傾きを測定しながら補正を行うことで、品質が安定し、再組み立てを行う必要がなくなりました。組み立て作業と検査作業を統合することで、作業工数を大幅に削減することにもつながりました。
自動機による、組み立て工程と検査工程、検査工程と搬送工程などの工程統合により、作業工数を大幅に削減することができます。また、検査工程と他工程を掛け合わせることよって、都度、補正を行うことが可能になるので、品質の安定も実現することができます。これによって、検査後の再組み立てや再検査を防止することができます。