Before
一線上に複数の移動部が必要な場合、移動ユニットを複数配置し、樹脂の塗布を行っていました。しかし、ワークサイズに合わせた装置スペースが必要になるために、過剰に装置スペースを確保する必要がありました。複数のワークサイズに対応するために、複数の軸ロボットを使用する必要があったので、製造装置の寸法が大きくなり、製造装置のレイアウトに制限がありました。
コストダウン事例
After
塗布の製造装置の自動機にシャフトモータを使用することで、位置軸上に複数の稼動部を設けられるので、製造装置サイズを縮小することが可能になりました。従来は過剰に使用していた製造スペースが不要になったため、省スペース化を実現することができます。省スペース化によって装置のレイアウトにも自由度が生まれるため、設備全体のレイアウト設計も容易に行うことができます。
自動機の省スペース化によって、作業員の作業性も向上させることができます。上記のようにシャフトモータに変更することでの省スペース化や、ロボットの導入による省スペース化などがあります。また、設備を簡略化することでメンテナンス性の向上にもなります。生産に必要となるコストダウンのみならず、メンテナンスなどの付随するコストの削減にもつながります。