Before
これまで、表示機器の視野角や輝度の測定を、作業員が測定器を持って行っていたために、作業者ごとの測定データのバラつきの発生や、データ測定の再現性が低いといった問題がありました。加えて、測定を行う作業者は測定器を手作業で操作しながらデータ測定を行わなければならないため、作業者の作業負担も大きいという問題もありました。
コストダウン事例
After
ロボットの先端に測定機を持たせ、ロボットで視野角、輝度の測定を行うことで測定条件が一定になりデータが安定して取れるようになりました。また、作業者が不要になるため、省人化、無人化を実現することができます。ロボットは作業員による作業よりも高精度かつ短時間で処理を行うことができるため、測定時間の短縮も行うことが可能になりました。
自動機とロボットを組み合わせることによって、自動化の幅は大きく広がります。作業員では抱えることのできなかった重量物の搬送や、画像処理とロボットによる高速でのワークの仕分け作業、高精度な測定技術が必要となる検査工程での作業などさまざまです。今後、さらに自動化・省人化が進むにつれ、自動機にはロボットの活用が必要不可欠となってゆきます。