Before
従来は、分割されたワークをカセットから作業員が手作業で取り出し、二次元コードを読ませた後にカセットに収納していました。作業員が手作業によって作業を行うので、誤って収納場所を間違えることでのデータ不一致の発生や、ワークを機材に接触させることによる、ワーク破損のトラブルなどがありました。
コストダウン事例
After
二次元コードを読み取る画像処理を用いた専用機を導入しカセットごと投入することで、すべてのワークの二次元コードをカセットに入ったまま読み取ることが可能になりました。これにより、カセットから取り出す作業を省略することができます。また、ワークの投入から収納までを自動化することによって作業者が不要になるため、省人化、無人化を実現することができました。
画像処理を用いた自動機の導入によって正確な作業を無人で行うことで、生産性は大きく向上しました。また、画像処理による検査工程の簡略化だけではなく、従来は作業員によってワークを設置していた作業工程の省略も可能にしました。自動機の導入によって、生産性の向上および省人化によるコスト削減を実現することができます。