Before
防湿、貼り合せ、封止などを行う際に、狭薄な辺に作業者が手作業によって接着材等を塗布すると、接着剤がワークの中心に塗布できず、接着剤の不要な部分に垂れが生じて不良となってしまうことがありました。これにより、削り取りなどの後処理が必要となっていました。削り取り作業の発生により、余計なリードタイムが発生してしまう場合がありました。
コストダウン事例
After
画像処理を用いた自動機により、狭薄のワークの中心を求めて、接着剤を塗布することで不良を低減させました。精密な作業でも正確に行うことが可能であるので、接着剤の垂れなどの不良発生が激減しました。これにより、削り取りなどの後処理も不要になり、不要なリードタイムの発生を防止することが可能になりました。
作業員による手作業では作業効率に限界があった精密な作業も、自動機の導入によって安定した高精度な作業を実現することができます。特に、画像処理の技術の向上によって、自動機によって実現可能な作業範囲は拡大しました。接着材の塗布のように、狭薄な箇所への作業は、画像処理を用いた自動機がなくてはならない存在となっています。